キックやパンチの全身運動は「高い運動効果」を生みます。
キックボクシングとは、500年の歴史を誇る、タイの国技ムエタイと同様、パンチ、キック、膝蹴り、肘打ちを駆使して勝敗を競うスポーツ(格闘技)です。
日本では、そのムエタイの魅力に着目した野口プロモーション社長野口修氏が、ムエタイでは競技の内容が伝わりにくいと考え、昭和40年頃新たに“キックボクシング”という名称を考案。
様々な興行活動を通じてキックボクシングの魅力を発信し、次第に欧米にも広がりながら、同時にキックボクシングの呼び名も世界中に浸透していきました。
その後、肘打ちや組み合っての膝蹴りを排除したK-1や、投げや極め技も加えたシュートボクシング等様々な格闘技に派生し、また興行主によってルール面でも観客にわかりやすい内容に整備されるようになりました。
最近では、パンチやキック等を繰り出す全身運動として、キックボクシングの運動効果に注目が集まりだし、格闘技というよりは、むしろフィットネスやダイエット目的でキックボクシングを始める方が、女性やシニアを中心に大変増えてきています。